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お通じの変化

こんにちは!

さとふ鍼灸院です。


今回は前回の「食欲の変化」に続いて、体調の変化に気付く為に日頃意識して欲しい「お通じの変化」についてお話していきたいと思います。


お通じに関しても、まずはホームページの方をご覧下さい。


お腹のお悩み


お通じの変化


まずは理想的なお通じの状態から確認します。

ホームページから引用します。

一般的には、バナナ状のものが1日に1~2回出るのが良い状態と言われています。それが前日に食べた物の影響や、重要なイベント・仕事などのストレスで、多少緩くなったり、硬くなったりするのは問題ありません。

食欲に続きこちらも、あくまで理想的な状態というのがポイントです。

例え2日に1回しか出てなかったり、毎回固い便が出ていても、特にお腹が張って苦しくなったり辛くなっていないのであれば問題ないと捉えて下さい。


では、まずは「便秘」と「下痢」に分けて、便の状態を考えていきます。


便秘


便秘はまずは大きく2種類に分けて考えます。

気滞による便秘」と「気虚による便秘」です。


気滞による便秘

兎の糞のような便(コロコロの便)が少しずつしか出ない。

これは気帯があるのではないかと疑われます。

ストレスが蓄積し、気の流れが滞っている状態です。


気虚による便秘

兎の糞にはなっていないけど、なかなか出ない。

こうなってくると今度は気虚の状態なのではないかと考えられます。

便を出す力が足りてない状態です。


気帯なのか気虚なのか、大よその状態に検討をつけました。

気帯であれば、気の滞りをなくすようにする必要があります。

気虚であれば気を補う必要があります。

(その他にも寒熱血虚血瘀での便秘もあります。)


では、今度はどの経絡に問題があるのかを考えます。


便秘の症状がある時にまず疑う経絡は脾経・腎経になります。

大腸経や小腸経の変動によっても便秘は起こりますが、まずは陰経を考える必要がります。


実際には四診を総合的に判断して治療を行うので、気滞による便秘の症状だったけど、虚している所を補った事により滞りが解消され、便秘が改善される事もあります。


下痢


下痢もまずは2種類に分けて考えます。

腹痛を伴う下痢」と「腹痛を伴わない下痢(泄瀉)」です。


腹痛を伴う下痢

こちらは一時的なものであれば誰しもが経験があるかと思います。

冷たい物をたくさん食べたり飲んだりした後、辛い思いをされたのではないでしょうか。

体の中に寒邪湿邪が留まり、悪さをしている状態です。

邪があるという事は、虚実で考えると的な下痢になります。


腹痛を伴わない下痢(泄瀉)

こちらは慢性的な下痢にお悩みの方に多いタイプです。

腹痛でトイレに駆け込む事はないが、実際に便をすると下ったものが出る。水に近いものが出る事もあります。

飲食の不摂生でも起こりますが、虚弱体質な方に多い印象を受けます。


下痢も、便秘の時と同様に虚的なのか実的なのかで分けました。

今回のこの実的な下痢は、邪実になるので、邪を取り除かなくてはなりません。

また、虚的な下痢は、長期に渡っている事が多く、体質も深く関わっている為、ゆっくりと補っていく気持ちで臨む必要があります。


続いて、どの経に問題があるのかを考えます。

実は下痢に関しても、まず疑うのは脾経腎経です。

随証療法についての記事の中に書きました、異病同治になります。

お通じのお悩みとしては共通していますが、出ている症状は全く逆ですよね。


体の水分調節


と共に水分調節に深く関わってきます。

その為、お通じに大きな影響を与えます。


当院にいらっしゃる患者さんの中には

「テレビで水を一日2リットル飲むのが健康に良いと言っていた。」

「スポーツトレーナーに水を2リットルは摂るようにと言われた。」

というような方がいらっしゃいます。

これはほとんどの人の場合摂り過ぎです。

一日汗をかきながら仕事をする肉体労働の方で無い限り、こんなに摂る必要はありません。

水をたくさん摂るとお通じが良くなる、というのは一時的なものに過ぎません。

脾と腎に大きな負担をかける結果に繋がっています。


もちろん、水分量が極端に少なくても便の状態に影響を与えます。

しかし、ここでいう水分量は食事から摂られるものも含めての水分量です。

野菜にもたくさん含まれてますし、ご飯にもたくさん含まれています。

それとは別に摂る水分は、小まめに一口ずつ口の中を潤す程度の摂り方で十分です。

もちろん真夏の暑い時期は、それに応じた摂り方が必要ですが、基本的には時間をかけて一口ずつ飲んでいく事で体にかかる負担は違ってきます。


薬に頼る前に


お通じが不調な時には、お体全体が変化していると考えるべきです。

自然治癒力がしっかり働いている状態であれば、弱っている部分を補うように調整してくれるし、強くなりすぎている部分があれば、それを剋するように調整してくれるはずなのです。(詳しくは東洋医学的に体を診る(五行論)をご覧ください。)

ですので、気がついたら勝手に治ってる。という事が起こるわけです。


お通じの状態は体が発しているサインのひとつです。

いつもとお通じの様子が違うと感じたら、ここ最近の生活を振り返ってみてください。

偏った食生活になっていませんか?

摂取している水分量は適切ですか?

過度にストレスをため込んでいませんか?

早めに気付ける事が、長引かせないコツになります。


長引いてる、なかなか治らない・・・となった時に、薬を飲んで対処して一時的に改善されても、根本は解決していません。

この繰り返しをしていると、数回の治療で済むはずだったものが、更に長引いてしまうのです。

お通じの変化に気付いたら、まずはお気軽にご相談下さい。


次回は「睡眠の変化」について書いていきます。

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