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未病治

こんにちは!さとふ鍼灸院です。


今回は「食欲の変化」「お通じの変化」「睡眠の変化」と、三回に渡ってお話してきた体の変化のお話をまとめたいと思います。


どの記事にも共通して言ってる事は「理想の状態はあるけど、必ずしもそれに当てはまっていなくても自分にとって不快でないのであれば、気にし過ぎる必要はない。」という事です。


未病治とは


では、このお体の変化を感じ取れると、どんな利点があるのでしょうか。

東洋医学には未病という考え方があります。


未病-wikipediaより引用-

伝統中国医学(中医)で「未病」と診断されるのは、検査で明らかな異常がなく、明らかな症状も無いが、少し調子の悪い状態で、病気になる前段階の、心身の微妙な変化を指している[6]。漢文訓読調でいえば「いまだやまいにあらざる」となる。

普段何気なく感じるお体の不快感違和感の事を指していると思って下さい。

この段階で治療する事を未病治と言います。


何でもネットで調べられる時代です。ちょっと気になる症状が出ても「あ、このくらいの症状だったらまだ大丈夫。」と安心して、そのまま気にしないフリも出来ます。

気になって病院に行っても、未病の段階だと「異常はないのでこの薬で様子見してください。」と言われる事もあります。

西洋医学は数値や画像に現れているはっきりとした異常を見つけ処置出来ます。

しかし、裏を返せば検査をして数値や画像に現れていなければ様子見するしかないのです。

繰り返しになりますが、自然治癒力がしっかり働いている状態であれば、体が勝手に治してくれる事もあります。五行論(相生関係、相剋関係)をご覧下さい。

対処療法的に症状を抑えている時に体が勝手に治してくれれば、それはそれで良い事ですし、体が元気な証拠だと思います。


しかし、主観的に「調子が悪い」のには必ず原因があるはずです。



東洋医学は「主観」を重要視します。


肩を触って「固いですねぇ~こってますね~」と言われても、自分が自覚してなければそれは肩こりと言えるのでしょうか?

逆に「これくらいの固さなら大丈夫、そんなにこってないですよ。」と言われても肩こりの自覚があれば、それは肩こりです。

肩を巡っている経が変動している可能性があります。

わかりやすい例で肩こりを上げましたが、全ての症状に通じるものです。

主観なので、「これくらいの年の人と比べたら私の症状は大丈夫だろう」とか「まだまだ大した事はない」というのとはちょっと違います。

自分が違和感や不快感、痛みを感じているのであれば、それはどんな症状でもお話下さい。

具体的に自分の症状を言葉に出来ない場合もあります。

抽象的で構いません。


東洋医学には「診察」する術があります。


抽象的な表現でも、はっきりとしない不調、不快感でも問題ありません。

東洋医学には、脈を診たり、お腹を診たり、手足の皮膚の状態を触って確認したり、様々な方法を使ってお体の状態を捉える事が出来る術があります

お話だけで判断するのではなく、それら体の状態が表す全ての情報を総合的に考えて治療にあたります。ですので、必ずしも具体的な表現は必要ありません


むしろ、治療をしていく過程で、抽象的だったものが具体的になってきたりもするものです。例「腰全体が何となく重い、痛い」→「腰の痛みがピンポイントでここに残る」等

(逆に言えば、「東洋医学」と銘打って「この症状にはこのツボを!」と言うネットの情報はあんまり当てにならないんです。お体の状態を見極める事が大事なので。)


自分で未病を感じ取る為に


ここで冒頭の食欲・お通じ・睡眠の変化の話に戻ります。

自分にとって不快でないのであれば、気にし過ぎる必要はない。」と書きました。

でもこれは「調子が悪い状態が長く続き、当たり前のようになってしまっている。」と、少し話は違ってきます。

「そういえばいつからこんな調子なんだ?」と、思い返してみて下さい。


食欲・お通じ・睡眠の変化は、お体の調子の変化を受けやすいものです。

数日調子が悪い事があっても、すぐに戻るのであれば気にし過ぎる必要はありませ

しかし、数週間、数か月と「長引いているのに気にしない」とか、「何度も繰り返し悩まされているのに気にしない」という事は、未病を見逃す事と同じです。

未病を見逃すという事は、後に大きな病に繋がる原因になる可能性のあるものを見逃すという事に繋がります。


こんな話があります。

日本人は大きな病気にかかった時の心配をして、ガン保険などの様々な医療保険にはお金をかけて入るが、健康増進の為にかけるお金は極端に少ない。

病気になる事を前提に考えているんですよね。

これはTVのCMで煽ったりしてるのも良くないんですけどね・・・。


病気にならない、病気に負けない体作りに東洋医学の視点は重要です。

未病治、普段から意識して頂けたら幸いです。

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