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聞診

こんにちは!さとふ鍼灸院です。


今回は引き続き、四診の中の一つ、聞診について説明したいと思います。



聞診(ぶんしん)とは、患者さんの「声」やその「音」を聞いてお体の状態を判断したり、「臭い」で判断する事です。

「聞」という字が使われていますが、「臭い」もここで判断していきます。


難経六十一難には「聞いて之を知る。之を聖と謂う。」とあります。

前回の望診の時は「神」と形容されていましたが、こちらでは「聖」となっていますね。

どちらにしても、私には到底及ばない領域です。


しかし、こちらも出来ないからと言ってやらないわけではございません。

わかる範囲でどこの経絡に変動があるのか、判断の材料のひとつにしています。


声は「五声」という形で五行に分類出来ます。

「木:呼」「火:言」「土:歌」「金:哭」「水:呷」

このように分類出来ます。


いくつか少し具体的に説明してみましょう。

例えば「」ですが、普通に話している時にも、まるで誰かを呼んでいるような喋り方をするように、大きく通る声で話すのが特徴です。

」で言えば、どこか抑揚をつけて、リズムに乗ったような喋り方をするのが特徴です。

極端に言えば、鼻歌を歌っているかのように話す感じでしょうか。


音に関して言えば「五音」という形で五行に分類出来ます。

「木:角(ミ)」「火:微(ソ)」「土:宮(ド)」「金:商(レ)」「水:羽(ラ)」

このように分類出来ます。


括弧に音階を書きましたが、大よそ声の高さや、発音の仕方によって分類していきます。

私には絶対音感がないので正確な事はわかりませんが、「どちらかと言ったら低い声だなぁ」とか、「清い声をしているなぁ」とか、声から感じる印象で考えます。


ここでポイントになるのは、普段と声の感じが変わっているかどうかという事です。

普段から「呼」のように喋っていた人が、ある時急にボソボソ・・・っと喋るようになってしまったら、それは誰が見ても調子が悪いのかな?と心配になりますよね。

そこまで大きな変化でなくても、「声に元気がない・張りがない」というのは何となくわかります。


それが治療する事によって、声の張りや力強さが出てくると、良い方向に向かったんだなという事がわかります。


最後に、臭いに関してですが、こちらは私はほとんどわかりません。

正確に言うと、臭いに関しては普段から気をつけている方がほとんどで、香水やデオドラントなどでわからなくなっているんですよね。

それでも、例えば糖尿病をお持ちの方に現れる特有の甘ったるいような臭いなど、特徴的な臭いはわかります。

そういう臭いを感じた時にだけ意識するような形で考えています。


聞診は、熟練の先生方でも意見が別れる事が多く、まだまだ研究の余地があるものと聞きます。

それだけ難しいものですが、まずはわかる範囲で日頃の治療に活かしております。


今回の記事は以上になります。

次回は問診について説明していきたいと思います。

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